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お子さまの不登校
不登校にまつわる諸問題
現状ではオフィスでのご相談が多いのですが、かつてはご家庭に通いながら不登校の子どもたちに関わってきました。登校と体調不良、行きしぶり、ネガティブな言動、欠席日の増加、保健室登校、継続的不登校、親子関係、学校との関係、スクールカウンセラー関係など様々な問題についてご相談を受けてきました。登校か不登校という視点を超えて、子どものおかれた新しい生活様式、新しいステージにおいて、どう主体性を取り戻して生活や人生を充実させていくかが重要だと考えてきました。
子どもたちは千差万別
私は専門家と称する方が一般論として不登校について語ることを信用していません。なぜなら「学校に行っていない」という外面は同じでも子どもたちが直面している課題はそれぞれ異なるからです。さらに母親や父親など特定の人に原因があると決めつける考えにも反対です。ましてや愛情不足によるという説にどれほど多くの親が傷ついているでしょうか。もっとていねいに状況を把握していきましょう。
むしろ子どものためにも親が自信を取り戻し、主体的に進んでいくことが大切だと考えます。
子どもたちは闘っている
私は不登校の子どもたちを理解して味方になる第一歩は、子どもたちが外面的には動いておらず休んでいるように見えても、実は休めてなどおらず、何かと闘ってエネルギーを使い果たしている姿が見えることだと考えます。
するとはれ物にさわるような態度や無理強いが減って、尊敬の念、いたわりの心、適切な応援などができるようになります。それがないと誰にも本当の事情や本心など話せないのではないでしょうか。味方がいるだけで人間は勇気が湧いてきます。親だけでなく私も味方になります。