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自分自身のこと
湧いてくる考えとストレス
自分のことが分からない、自信がない、自分が嫌い、人間関係がうまくいかない、他者が気になる、強い劣等感、孤独感、目標や生きがいの喪失など自分自身のことを悩んでいる方に出会うことが多いのです。もし心理カウンセラーであれば、どうしてこのような心であるのかを探求していくのかもしれませんが、ストレス相談ではそれはしません。
ここには、主体的に送っている生活とは別に、繰り返し「特定の考え」が湧いてきて、現実の自由な選択を邪魔して、ストレスになるというテーマがあるのです。
主体性を高め新しい体験に進む
湧いてきた「考え」にはそれを成立させている過去の特定の体験があるので簡単には変えられません。この考えを変えようとして変えられずに疲弊する人を見てきました。
大切なことは新しい体験を積み重ねていくことです。それをふまえて初めて新しい考えに移行していけるからです。
だから自信がなくても、他者が気になっても、小さくてもいいから具体的な新しい行動をとることです。反射的に湧いてくる考えを振り払いながら、主体性を高めて進んでいくアプローチを支援していきます。
自分にとらわれない
私たちはお腹がすいても我慢して目の前の食べ物をとったりしません。反射的に湧いてきたからといって、それをすべて行動に移すわけではありません。私たちが自分だと思っている考えや反応は役にたつので過去の体験を繰り返そうとして出てくるだけのものです。感情的な反応も、頭の中で繰り返し湧いてくる考えもつい自分自身だと考えがちですが、それをふりはらって現実的に新しい行動を選ぶことは可能なはずです。この選ぼうとする意思こそが本当の自分だと考えるところから主体性を育てる取り組みが始まります。